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2006年2月10日 (金)

上司の涙

先日、二月大歌舞伎を観に歌舞伎座へ。
仲良しの上司と共に。

本当は今回いろいろ予定が合わず
「また次ねー」
と思っていたところ、知り合いから、
「急に行けなくなったからチケットを買ってくれないか」
といわれ、突然行くことに。

今月は、私の大贔屓の
二代目中村吉右衛門が出演しており
それはそれはすばらしかった。
やはり、結婚すればよかったと後悔したほどだ。

それはそうと、他の演目で
「京鹿子娘二人道成寺」があり、
坂東玉三郎と尾上菊之助が出演していた。
私は一昨年観ており、それはそれは感激したもので
一緒に行った上司に

「もう本っっ当に素晴らしくて綺麗ですから」

とつねづね語っていた。
上司は、坂東玉三郎の本当の美しい姿を
観たことがなかったため、

「ふーん、そうなの」と

まるで喰らいつく様子なし。

ところが「京鹿子娘二人道成寺」が始まり
私は、次から次へと変わる着物の艶やかさと
玉三郎の色っぽさと、素晴らしい舞いに、
心を奪われ、何度も感激し、隣の上司の存在を
忘れてしまったが、幕が下りようとするとき

「きゃ~素晴らしいですよね~!!!」と

上司を見たら

キラっと目に光るものが。
涙があふれて頬につつーっと流れていた。

私に話しかけられたのも気づかず
夢中になって、拍手喝采。

終わった後も、歌舞伎座を出た後までも

「いやあ、本当に素晴らしかった!
素晴らしかった!!」

と感激していた。
こんなに感激するなら、もっと早く
魅せてあげれば良かったと思ったけれど
その機会があって本当によかったよ・・・

と、思っていたらその後飲みながら、

「いやあ、しかし"僕が行く"と本当にいいもの
観れるよな~~。
大相撲も"僕が行く"から座布団投げられる
場面になったし、あの時も"僕が行く"と
これこれこうなったし・・・
本当に"僕が行く"と、本当にいいよな~LARK子~」

と延々語ってる上司。

どんなに感激しても、しゅうさん、
「歌舞伎」も「大相撲」も「あの時」「その時」「この時」
も、みーんな、

「私が提案して誘っている」

と、いうことだけは、忘れるべからず。

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