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2007年6月

2007年6月26日 (火)

黒への道 完結

ちょっと、引っ張ったけど

ええ、ええ、確かに
2年生の夏で、無事黒(50M泳げる証)は
獲得したよ。

(軽ーく、結果報告)

ホントはね、

黒に向かって果敢に挑戦し、何度もくじけそうになる自分を
奮い立たせ、最後の最後でみごと50Mを泳ぎきる。
黒の生地を掲げながら、うっすら涙を浮かべて
家で結果を待つ、母和子のもとへ走るLARK子・・・

当然バックミュージックは、
「ロッキーのテーマ」だろー。

なーんて書く予定であったが
それは全てLARK子の記憶違いだった。

本当はこうだ。

転校したての小学校1年生の夏に
突然、25mを泳ぎ母和子を驚かせた。

2年生になり、
「だったら当然次は『黒』!」
と盛りあがったLARK子・・・

ではなく、母和子。

しかし、LARK子は黒へのプール検定を受けない。
何度言っても受けない。

それはなぜか?と問いただせば、
「自信がない」
という。

(って母は言ったけど私は1度は受けたよ・・・
 失敗したけどさ。)

今年最後のプール検定の前日。
最高潮を迎えたのは、私、
ではなく母である。

「50mに挑戦をして、だめだったのならいざ知らず
 何もしないで後悔をするなんざ、

 私の子供ではなーい!!

 見よ。
 (とテレビを指差す。甲子園の試合真っ最中である。)
 
 この甲子園の選手達を!
 この夏の暑い中、勝利に向かって戦う姿を!

 この姿こそ大事なのだ!

 LARK子ちゃんもこのように・・・」

(ここから長いんで割愛)

なぜに50m泳ぐのに甲子園?
と、思ったがこの勢いに押されて私はプール検定へ。

死に物狂いで泳いだよ。(ということは憶えている)
だって泳がないと殺されるもの。
母に。

苦し過ぎて、鼻水は出るわ、涙はでるわ、
むせてプールの水のむわ、それがまた苦しいわ、で・・・
もう思い出したくないよ・・・

どんだけ~(by IKKO)
時間が掛かったのかは分からないが
気が付いたら50mを泳いでいた。

やっぱり、うれしかった。
何かを成し遂げるということは
辛く苦しいこともあるが、その分喜びも増す。
ということを学んだ2年生の夏であった。

ま、涙も浮かべず、走らなかったけど
LARK子はニコニコ(にやにやだったかも)
しながら、母の待つ家に帰りましたとさ。

めでたし。めでたし。


いや。
終わっていなかった。
母は終わっていなかった。

その夜、一人不得心な母和子。
そして、
和子の中で何かが閃く。

次の朝。

私は、『黒』の生地を縫い付けてもらった
スクール水着を見て、

びっくり仰天したよ。

通常、
お腹の下のほうの左側に縦3cm、横5cmの長方形で
縫い付けるんだが・・・

長方形に縫った黒の生地のその周りに、
幅1cm強のレースが、白いレースが
額縁の様に縫い付けられている!!

なんじゃ、こりゃー!!

わたしゃ、目を見張ったよ。
こんなことしている生徒、人っ子一人居ないよ!!

言葉を失い、母をみたら

「黒って、スクール水着に全然映えないのよね~。
 でも、なぜ?
 だって、一番すごいのが黒でしょ!
 これじゃ、水着に縫い付けても分からないじゃないの!
 納得いかないわよ!!
 いいでしょう。これ。
 これなら、バッチリ目立つわよね~~るるるるる~♪」

私は、納得していたよ!!十分に!

普通でよかったのに。
みんなと同じにして欲しかったのに。ううう。

でも、満足顔の母には言えなかったさ・・・。



これが、この思い出の忘れられない出来事である。



残酷にもその日もプールさ。
ついたあだ名が

「レースクイーン」 

・・・意味違うけどね。

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2007年6月25日 (月)

黒への道① の訂正

今日、母から電話があったので
そのときついでに

「ねー、小学校のプールで
 黒目指したのってさ・・・」

と、聞いたところ
私の記憶はまるで違っていた。

日記では、4年生の時に黒を目指したと
ぬかしていたが、

何と、2年生の夏だとさ。

25mを泳ぎ、緑を獲得したのが1年生の夏という。

どうしたんだ。私の記憶。
しかし、すごいぜ!小2の俺!

実は、私は東京から埼玉へ引越し
引越し先の小学校に転校してから1年程、
記憶があまり無い。つか、ほとんどない。
きっと、転校生としてのプレッシャーが
大変なものだったんだと思う。

母和子が語るには、

「転校して、最初の授業参観がプールだったのよ~
 そのうち25m泳げる子達が泳ぐ時になって
 LARK子ちゃんも、その子達の列に並んでいて・・・。

 そんなに泳げることを知らなかったからママ、
 ぎょっ!!としたわ~
 頭がおかしくなって、つい泳げますって
 手を上げちゃったのかしら?!
 ってド~キドキしたもの~~
 
 でも、スイミングスクールバリバリの子供達の中で
 LARK子ちゃん泳いでいたわよ~ 
 
 どんどん周りの子が泳ぎ終わっちゃって
 とうとう最後の一人になっても泳ぐのよ。

 ようやくゴールになったときには周りのお母さん達
 拍手していたわ~

 それで、緑(25m泳げる証)をもらえたの。

 2年生で黒に挑戦する女の子がいなかったから
 すごいと思ったわ~~」
 
 (と、更にここから30分話す。私に仕事させろ。)

へー。
そうだったんだ。

そこで、次の夏から辛い黒への挑戦が
始まったのか・・・

「あのときのLARK子ちゃんったらほんっとに、もう!!
 あーでこーで・・・」

と、話に止まらなくなった和子から
再度確認した黒への道。

母の思い出エピソードを加え
次回こそ続きを。


そういえば、
母からの電話の用とは何かと言えば

「LARK子ちゃん、
 一句ひらめいたから聞いて。
 そして、ブログに書いて」

・・・はあ。

趣味で俳句をやっている訳でもなし。

最近、孫と過ごす時間が増えた
母の喜びを句に認めたというもの。

お願いだから、

自分の、じ・ぶ・ん、の
(手書きの)日記に書いてくれ。

(続く)

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2007年6月22日 (金)

黒への道①

朝目覚めて、鼻からもれる息が
うっすらアルコール臭い・・・
そんな日を今日で3日間、連チャンで迎えている
LARK子でやんす。

で、そんな日は午前中は自宅で仕事。

平日の日中家に居ると暑いんで
窓を開ける。
窓を開けると目の前の小学校から
元気な子供達の声が聞こえてくる。

この聞こえっぷりからして授業はプールだね。

先生の規則正しい笛の音の後に
「いーち、にー、さーん、 ごー、ろーく、しーち」
と元気な声。

(あー準備運動かぴら。)

と思う。

「ピッ!・・・ ピッ・・・ !ピッ!・・・」
と聞こえると

(飛び込みでもしているのかぴら)
と思う。

「きゃー!%□$&sかoseawea!!!」(意味不明の叫び)
と聞こえると

(自由時間だね・・・。これが一番楽しいんだよ)
と思う。


そんな小学校の様子に心を奪われ気がつけば14時。
やばい。行かなくちゃ仕事。


その前に。

私が通っていた小学校の
プールの思い出を。


その小学校、泳げる距離によって色が決まっており
その色の生地をスクール水着に縫い付けなくては
行けなかった。
まあ、大きさとして縦3㎝横5㎝ってとこか。

色の種類は

・白 ・・・水に顔をつけることすらできない。
・赤 ・・・浮く事のみ辛うじてできる。
・黄 ・・・5m程度泳げる。
・水 ・・・13m泳げる。(25mプールの横の長さ)
・緑 ・・・25m泳げる。
・黒 ・・・50m泳げる。


水着を着ればひと目で、泳げるヤツかが分かるのだ。
どんなにカッコいい男子でも、水着に白の生地が
あったりすると、もう興ざめ。
そんな悲劇につながる事もしばしばあった。

たいてい低学年には白・赤が多く3,4年生は黄色水色、
そして高学年には緑が多くなる。


「黒」


この色はあまり居ない。
小学生で50m泳げるというのは
スイミングスクールをバリバリ通っているヤツか
北島康介ぐらいじゃなかろうか。

この色をしかも女子がつけているのは稀であった。


6月になり、プールの授業が始まると
夏休みまでに何度か行われるプール検定
(これで次の色を目指す)が始まる。
緑色を縫い付けている生徒は、栄光の「黒」に向けて
色めき立つ。

しかし、スイミングスクールに通わず独自の練習で
頑張っている生徒にとって「黒」への壁は厚く重い。


私がその生徒の一人であった。


私はスピードは遅いが、2年生の時には緑色を獲得。
(しかし、フォームは見られたもんじゃないよ。
クロールで息継ぎしたら思い切り顔が真上向いちゃってたし。)

でも、学校のルールはフォームじゃない。距離だ。
速さじゃない。距離だ!
50m泳げればいいのだ!

「後わずか」というところで黒を逃した辛い夏を何度か迎え
今年こそ!「黒」を!
と気合を入れた4年生の夏。


母和子の応援も力が入る。(ここで登場母和子)


プール検定で、またもや黒を逃し
がっくりと肩を落として
帰ってくるLARK子に和子は
厳しい叱咤激励をしたことだよ。

だんだん、「黒が欲しい」という気持ちより
母の厳しい叱咤が「もう嫌だ」という気持ちのほうが
上回るほど。


プール検定の実施も残すところ
今年最後の1回。

その前日、LARK子の黒への情熱は
最高潮を迎える。


・・・・

と言ったところで
思いのほか長文となったので、続く。

(つか、仕事へ行かないと・・・)

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